ずっと作りたかったスカジャンを
遂に遂に作ってしまいました!!
その名は「新世界SUKA」
始まりは昨年の夏くらい
「来年2022年は、俺たち年男じゃん!!」
って事でスタートしたスカジャン製作
前々からずっと作りたかったアイテムだったんですが
刺繍盛り盛りで皆さんのご想像通りお高いので。笑
なのでなかなか手を出せず。
それに加えて
もともと私安藤は、スカジャンがきっかけでファッションの世界に入ったくらい
スカジャンには特別な思い入れもあるが故に
今までタイミングがなかったんです。
でも「寅年の年男スカジャン」は
この機を逃すとあと12年待たないといけませんので
これは行くしかない!!と清水の舞台から飛び降りた訳です。
でまず
スカジャンといえば迫力満点な刺繍ですよね!
そんな一番重要になってくる刺繍の図柄をどうするか
一番初めは自分たちで描く事を考えました。
今までもできることは全部自分たちでしてきたので
今回もそれっぽい図柄なら描けるかなと
でもなんか違う気がする。。。
次に、彫り師さんとかいかにもこういうタッチの絵が描けそうな人にお願いするか!
でも、特別贔屓にしている彫り師さんやイラストレーターさんはいないし
それもちょっと違う気がする。。
そんな中で浮かんだ一人の人物
「Y7MOXX」
そうです、あのY7MOXXに今回のスカジャンの図柄を頼むことにしたんです!!!
ではここで、Y7MOXXの事を知らないそこのあなたの為に少し説明を。
私たちがTHEモンゴリアンチョップスをスタートする数年前
山本が、牧田耕平氏率いるTHE UNION(Remake部門)にて修行を積んでいる時代
そこで同じく修行中の身だったのがY7MOXXでした
その後山本は安藤と合流し、THEモンゴリアンチョップスをスタートするのですが
Y7MOXXはTHE UNIONにて引き続き修行を積みながら
「Looker」を立ち上げます
そして先日、拠点を故郷の三重県に移し晴れて独立
そんなY7MOXXは何を隠そう寅年の年男であり
しかも日本のカルチャーを落とし込んだアイテムが得意な「Looker」は
刺繍物を得意としている事もあって
絶対モックスしかいない!と次の日には伊勢に向かっていました。笑
で熱い想いを伝えて、伊勢うどんを食べて
で納期ギリギリなんでめちゃくちゃ急いでもらって
この下絵をあげてもらいました
満足。
後から聞いたんですが、実はこの虎にも彼らしいギミックが隠されていて
でもここで言うのはアレなんで
気になる方は直接聞いてね!!
で間に合いましたよ
感激。。
では詳しく見ていきましょう
まずはA面(スカジャンは表面をA面、裏面をB面と呼びます)
オーセンティックな構図で佇む迫力満点の虎
その目線の先には新世界のランドマーク通○閣
ご覧の通りむっちりみっちりな密度で刺繍されています
ここまで刺繍が入ると、中綿入ってないのに重いです
言い換えると満足度マックス!!
ここは「japan」ではなく当然「sinsekai」
スカジャンは横須賀ジャンパーの”スカ”で
別名スーベニアジャケットとも呼ばれるようにお土産という側面があります
戦後日本にできたアメリカ軍基地
その基地付近にあった土産物屋などで、アメリカ軍人が故郷に帰る際に買って帰るお土産として人気だったのが今でいうスカジャン。
なので、形はいかにもアメリカンなスタジアムジャンパー風のリブブルゾンですが
オリエンタルムードな刺繍ががっつり入る唯一無二な洋服なんですね
そんな和洋折衷と言いますか、ハイブリッド感がスカジャンという物の一番の魅力だと思っています。
すいません話がそれました。
えーなので
この新世界SUKAは、新世界のスーベニアジャケットというテーマのもと製作しております。
フロントはそれぞれ表情の違う虎が向かい合っております
どこか可愛さもあるいい表情ですね
続きまして
個人的にかなり気に入っているB面
左胸にトライアングル
右胸にはLooker
ライトピンクベースのこの感じ
通称オタジャン とでも言いましょうか。
個人的には敢えてこっちで着たい
心の中のA面でございます。
素材は両面ともレーヨンを使用
ここは拘ったポイントで
レーヨン製のスカジャンは独自の落ち感があるし、着込んだ時にポリ製と差が出る
みんな大好き経年変化していくんです
その証拠にイーグル野村のこの表情を見てください
これはレーヨン製でないと絶対出ませんね。
あと何気に
表裏で色の違うアクリルウールの別注リブもこだわりポイントです
A面は赤黄ベージュ
B面は黒赤ベージュ
このリブ色も全体のイメージを印象付ける重要な部分なので
色々と悩みましたね。
新世界SUKA
SIZE 2.3.4
MATERIAL Rayon Satin × Rayon Satin(中綿なし)
PRICE ¥86,000- (¥94,600-)
2022年一発目にしてかなりのキラーアイテム
是非お年玉を握りしめてご来店くださいませ。
ということで本日は「新世界SUKA」のご紹介でした!!