理想のモヘアカーデ

理想のモヘアカーデ

本日、TMC初のリリースとなるモヘアカーディガンが発売されましたので

 

モヘアに関して少し書きたいと思いまして。。

 

 

 

 

 

個人的(安藤)に古着屋時代に何百枚、何千枚と見てきたモヘアカーディガン

 

 

自分が古着屋で働き出した今から15年前くらいは

 

60年代頃の、所謂ヴィンテージのモヘアがめちゃくちゃ在庫として余っていて

 

買い付けに行ってもよっぽど形が良いとか、毛足が長いとかじゃないと買ってこない

 

そんな状況で

 

 

それが90sブームで注目されてからあっという間に人気アイテムになって

 

今は余裕で数万円する物に出世してしまいました

 

 

 

もともとモヘアは山羊(アンゴラヤギ)の毛で、高級な物なんで

 

昔の値段が不当な評価だったと言えばそうなんですが。

 

 

 

 

で何が言いたいかと言えば

 

その頃に好きで着ていた60年代のヴィンテージモヘアカーディガンが自分の中の理想のモヘアカーデで

 

寧ろそれ以外は素材がモヘアだったとしてもモヘアじゃない!

 

そんな意固地になるくらいモヘアカーディガンに対して拘りがあります。

 

ということ

 

 

 

でもそれは

 

別に素材がどこどこ産で、とかじゃなくて

 

全体の雰囲気だったり着た時のシルエットだったり毛足の長さだったりポケットの感じだったり

 

 

なのでその辺りは何度も微妙な修正を加えて

 

コレだ!!って自信を持って言える理想のモヘアカーデが完成した訳であります。

 

 

 

 

 

 

 

カラーは2色展開

 

 

 

まずはパープル

 

 

 

 

ナイロンやアクリルなどの化繊を含むものが多いので

 

発色の良いカラー物も多い印象のモヘアカーディガンですが

 

パープルはなかなか無いかなと思いチョイスしました。

 

 

 

これは余談なんですが

 

商品作りをする際に昔から意識していることで

 

もしアメリカのスリフトで出てきたら「おっ」ってなるかどうか。

 

最終カラーを決める時やデザインを整えるときなんかに、この観点で決めたりします。

 

 

 

 

パープルにホワイト、ブラック、サックスブルー

 

 

 

 

カッコ良すぎる

 

 

メンズの紫ベースモヘアは個人的には見たことないです(ヴィンテージでね)

 

 

 

 

 

 

続いて

 

 

 

 

ブラック

 

 

 

 

ブラックの単色モヘアは黒モヘアなんて呼ばれて、その価値は昔から別格でしたが

 

無地を作っても仕方ないので

 

オリジナルアーガイルパターンで

 

 

 

 

ブラックにグレー、サックス、ホワイト

 

 

 

 

 

 

これは説明不要、間違いありませんね。

 

 

 

 

 

 

あとは絶対に外せないこのポイント

 

 

そう「ポケット」

 

 

 

 

 

 

 

このポケット

 

古着のモヘアには付いてる個体とない個体があって

 

アウター的に着たい自分にとっては無くてはならないディテールです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボタンは全て黒蝶貝

 

形状も当時にありそうなやつを探しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お気に入りはこのバックビュー

 

 

 

 

 

 

 

 

見頃部分はあえて無地にしているので

 

袖部分の柄が強調されて◎

 

 

 

手前味噌ですが

 

やっぱりこのモヘア完璧かも。

 

 

 

 

 

因みに

 

気づいていらっしゃると思いますが

 

隠れトライアングルアーガイルです!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TMC Mohair Cardigan

 

 

 

Size Free

Material Mohair 35% Wool 35% Nylon 30%

Price ¥36,000-  (¥39,600-)

Made in Japan

 

 

 

 

 

国内で編み立ててこのお値段はかなり価値があると思います。

 

動きも早そうですので気になった方は是非!!

 

 

 

ではではー

Back to blog